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2007年8月 1日 (水)

有機溶剤含有接着剤使用禁止によるラケット検査について

■今日も大船渡に来ている。

 さて、本年9月1日から有機溶剤含有接着剤の使用が禁止され、

 あらゆる大会でラケット検査を行うことが決定しているが、その内容

 についての問い合わせも多いのでここに紹介しておきたい。

 
 「検査機器について」

  ENEZ(イーネッツ)と呼ばれるドイツのメーカーが開発した検査器

  具を用いて実施する。

  現在は、ITTF公認の唯一の検査器具である。

  ラケットから発散する揮発性有機化合物ガス(VOCガス)の濃度

  を検出し、国際卓球連盟が定めた基準の濃度をオーバーする

  違反ラケットか否かを判定する。

  測定法はラケットをENEZの密閉した箱の中に1分間ほど置くと、

  適正ラケツト(緑)、違反ラケット(赤)のランプで示される。

 「検査方法」

  9月1日から全国および地方大会のすべてがラケット検査の対象

  となるが、このことはすべての大会で必ずラケツト検査をしなけれ

  ばならないという意味ではない。

  主催者が必要とした時にすべての大会が検査の対象になりうると

  いうことである。

  従って、いつラケツト検査が実施されるかを選手に知らせる必要

  はなく、主催者側が、可能な範囲内で、チェックが必要と感じた

  ときに、選手に秘密にランダム抜き取り検査方式で実施するのが

  基本となる。

  言い換えれば、"ラケットドーピングテスト"といえる。

  検査対象となった選手は、この検査を拒否することはできない。

  拒否した場合には、陽性(赤ランプ)と同様の処置となる。

 
  
 「検査のタイミング」

  試合前か後かということだが、どちらでも良い。

  違反者を罰することが主目的ではないことから①試合前に検査

  を実施すれば、もし違反ラケツトが発見された場合でも「そのラケ

  ットを使用できない」ということだけで失格とはならない。

  ただし、次の試合にもラケット検査が必要で、ここで再び違反ラケ

  ットが発見された場合は試合前検査であっも失格となる。

  ②試合後検査を実施して、違反ラケットが発見された場合には、

  その選手は試合に勝っていても失格負けとなる。

  また、試合に負けた選手が違反ラケットの場合は選手、監督、

  チームに対しての厳重抗議をだすことになる。

  いずれにしろ、検査は試合後検査を基本とするが、その大会ご

  とに競技責任者が状況判断し、決めることになる。

  概略、以上のような方法で検査を実施することになる。

  目的は、違反者を見つけ出すことにあるのではなく、選手がルール

  に適合したラケットで競技に臨むことを促すためにある。

  大多数の選手は、ルールを守って適切なラケットで競技している

  のであり、スポーツマン精神に違反し、公正を欠く者に厳罰を持

  って対処しようというものである。

  このことを良く理解し、今から新ルールに対応すべく備えをして欲し

  いと思っている。

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